ポスティングについて

折込チラシとの比較

ここではポスティングと新聞の折込チラシの比較をしていきたいと思います。両方とも個人に直接届けられるダイレクトマーケティングですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

ポスティングの特徴

ポスティングの特長は、希望のターゲットに合わせた配布ができる点と新聞未購読世帯にも配布が可能なところがメリットと言えます。新聞折り込みと比べて区域あたりのカバー率は7割~9割配布することができるので費用対効果があげられます。 配布物も新聞折り込みでは配布が難しい、クーポン付きチラシや厚みのあるチラシ、小冊子、カタログ、サンプル等も配布ができるところがメリットです。(基本的に郵便受けに入るサイズが可能) またターゲットに合わせた選別配布ができるのが、最大の特長です。

新聞折込チラシの特徴

新聞折り込みの特長は、1日で広域に同時に折り込むことができるのがメリットです。また一般家庭の主婦層は必ずチラシをチェックする習慣があルノで、スーパーの特売や、小売店向きかもしれません。昨今はインターネットや携帯の普及により購読率が年々下がっています。 ABC協会の調査では、首都圏の購読率が50%前半で中若年層に届きづらくなっております。 2019年には、一世帯あたり0.5部の購読になると言われています。

コスト抑えて反響を出す方法

ここでは、なるべくコストを抑えてポスティングの反響を出す方法をご紹介したいと思います。 ある工夫をすることでコストパフォーマンスがより向上するポスティングの方法をご提案します。

①配布時間は長く設定!

配布時間を長く設定すると、併配することができます。同時に複数の広告を配布する併配なら1枚当たりの単価を抑えることができます。

②配布エリアの設定!

町指定なしで発注すれば料金が安くなる場合があります。配布期間も長くすれば料金が安くなるのと同じように、配布エリアも条件を緩めることで料金を抑えることが可能です。

③まとまった発注でコストを抑える!

1回の発注枚数が2万枚/1ヶ月としましょう。予定では4ヶ月で8万部の配布ということになります。この場合4回に分けずに8万部で発注すると、スケールメリットが出るので1枚単価が下がるかもしれません。

④配布方法を工夫!

ターゲットに合わせて配布することでコストを抑えることがでいます。例えばリフォーム会社のチラシなら、賃貸住宅よりも分譲マンションや一戸建てをターゲットに投函するよう指示すると無駄な配布がなくなりコストを抑えることができます。

⑤マーケティングをしっかり!

ターゲティングは商品やサービスを提供したいお客様が住んでいる地域の選定が重要になってきます。お店や会社の半径500mや1kg県内を目安にポスティングをしたり、人口や性別、持ち家、借家、建物構造などのデータを利用してターゲットに合わせたポスティングをすることで費用対効果が合うように投函することができます。

ポスティング会社の選び方

安心できるポスティング業社を選ぶ基準は値段だけで選ぶことはオススメしません。ポスティング会社によっては配布料金も・配布サービスも異なります。配布の携帯や対象地域も異なってきますので、ただ安いだけで決めるのではなく、様々な条件と照らし合わせて最適なポスティング業者を選びましょう。

配布形態について

ポスティング会社の配布形態は主に2つあります。それは「固定型配布」と「移動型配布」です。 それぞれにメリットがありますので、こちらで紹介していきたいと思います。

固定型配布

メリット1)決められた配布日に、ローコストで配布可能。
2)配布範囲が狭いため地域情報が豊富。(車の有無や子供のいる世帯等)
3)週単位で一斉に動くため、大型案件も所定の期間で対応可能。
4)主婦全体の配布という安心感。
デメリット1)決められた曜日以外は配布不可。 (例:毎週木・金のみ配布して、他曜日は配布不可)
2)配布エリア以外は隣接していても、配布不可。 地域により協力会社等を使ったキャラバン配布も可能)
3)早めの申込と納品が必要。
配布スタッフ家庭の主婦を中心として組織形成、 最近では定年した中高年男性の参加も多い。 スタッフとは業務委託契約。
配布方法1)各地域に配布スタッフ担当者がいるテリトリー制。
2)家事の合間にポスティングが可能。
3)配布曜日は週の後半がメイン(地域による)。
4)スタッフ一人あたりの配布枚数は500枚~1000枚前後。
5)配布スタッフのリーダーを立てている地域もあり。
主な地域地方都市、大都市の郊外。 日本最大の政令地区・横浜、九州最大の都市・福岡でも組織が充実しているため固定型配布 (一部を除く)。

移動型配布

メリット1)お客様のご要望に沿った配布日に対応可能。 (年末年始)
2)急な依頼も対応可能。
3)多少遠方への配布も可能。
4)配布期間を長く戴けるチラシは通常料金より割引もあり。
デメリット1)地域情報が乏しいため、禁止建物への配布でクレームが発生するリスクが高い。
2)コストが割高。
3)一日の配布数に限度があるため、1日で数万枚以上を配布するのは厳しい。(このタイプの配布を行う会社は配布員数が少数)
配布スタッフ男性スタッフが主流。配布する部数とエリアの特性から、体力を要する。基本は業務委託契約だが、この仕事をしている人も多く、社員・アルバイト契約で働く人も目立つ。
配布方法1)バイク部隊を使った配布
2)朝に倉庫へチラシを取りに行き、配布エリアへ移動。(キャリーや自転車等にチラシを積んで)
3)キャラバン隊を組み、チラシを補給しながら配布。
4)スタッフ1人あたりの配布枚数は2000枚~3000枚前後。
主な地域マーケットの重要な地域は移動型が適している。

ポスティングとは?

ポスティングについて

ポスティングは、チラシやカタログやパンフレットなどを各家庭や会社の郵便受けに投函する告知・宣伝方法です。ポスティングは折込チラシとは違い細かいターゲティングで効率よく配布することができます。

配布方法を選べる

指定した地域全体に配布する方法や、「事業所・会社のみ」「一戸建て住宅のみ」「マンションなどの集合住宅のみ」「単身住宅のみ」といったような条件をつけてターゲットを合わせて配布することができます。※ターゲットの絞り込みは各社によって異なります。

単独配布と併配

単独配布は、クライアント一社で配布していく方法のことです。企業イメージなどを守りながら告知・宣伝されたいお客様がこの「単独配布」を選ばれることが多いようです。1社で配布するののでコストが少し割高になります。 一方の併配とは一度のポスティングで複数の広告物を同時に配布していく方法です。(2〜5枚以上) 併配はコストを抑えることができるので一般的にこちらを選ばれるお客様が多いようです。

ポスティングのメリット

新聞未購読世代が増えている昨今、折込チラシが配布されない世帯が増えています。直接投函するポスティングなら地域あたりのカバー率が平均で8割を超えると言われています。
新聞折り込みチラシでは活用できないクーポン付きのチラシ、厚みのあるチラシ、小冊子、カタログ、サンプル等もポスティングなら配布できます。(郵便受けに入るサイズのみ)
新聞の折り込みチラシの場合は同業者と同時にチラシが織り込まれることがありますが、ポスティングは同業種の配布は行わない会社が多いです。
配布エリアはもちろんですが、よりターゲットを絞った地域や条件で配布することができます。
折込チラシとは違い、まとめて捨てられることなく、一度は直接手に取って頂けるので、投函先の方の目に触れるていただくことができます。その為、反響が良好です。

ポスティングのデメリット

新聞折り込みチラシとは違い早朝に一斉配布することができない。
1日で配布するの配布部数に制限がある。
ポスティングは雨天の場合、チラシが濡れてしまうことがある。
天候によって、ポスティングできない場合がある。